Instagramの企業アカウント運用のお悩みをお聞きすると、ほぼ必ず言われるのが「フォロワーの獲得」です。
フォロワー獲得のために、キャンペーンを実施する企業さまも多いのですが、「キャンペーンを実施しても、なかなか拡散されず、10人しかフォロワーが増えなかった。」など、せっかくのキャンペーンでフォロワーを集められなかったというご相談を多くいただきます。
では、なぜキャンペーンでフォロワーが集まらないのでしょうか?
今回はその原因と、弊社事例を元に成功の法則をまとめましたので、是非参考にしてください。
※本記事がkyozonさまにて紹介されました。
紹介記事:リアル店舗運営者必見!集客、今のままで大丈夫? 明日から実践できるリアル×デジタルのアプローチで集客アップ!
フォロワーキャンペーンで失敗しないポイント
ずばり、キャンペーンでフォロワーが集まらない理由は、「参加者数を増やすコツを理解していない。」という点です。
そのためには、事例を元にその成功法則に基づいて、キャンペーンへの参加者を増やす工夫が必要になります。
その工夫を3つのポイントにまとめました。
①特典と当選人数のバランスを考慮する
当然、豪華な特典を沢山の人に配れば、多くの方に集まってもらうことができるかと思います。
ただ、その場合は必要な予算が非常に多くなってしまいます。
実際は、豪華な特典であれば当選人数が少人数だったとしても応募人数は集まりますし、反対に当選人数が多ければ、「もしかしたら自分も当たるかも」と思って、参加人数が増えます。
大事なのは「何」を「何人」にプレゼントするかを調整して、参加者の心理を読み解き企画を設計することです。
②景品・特典の選定を工夫する
特典は、その時期に合わせたものや、自社でよく売れているものを選ぶことをお勧めしています。
例えば、ハロウィンやクリスマスのシーズンに合わせた品にしたり、自社の一番人気商品を特典にしたりすることで、ユーザーの欲しくなる気持ちを駆り立て、自然と参加人数も増えます。
そのためには、ユーザーのニーズを理解する必要があります。
③拡散方法を考えて併用する
Instagramの場合、拡散力がXと比較すると弱いです。
Xにはリポストという形で拡散させるための機能が備わっていますが、Instagramは発見タブやおすすめ表示に載ったり、誰かがストーリーズにシェアしてくれる方法がメインになっていきます。
なので、「投稿にコメントすると当選確率アップ」「ストーリーズでシェアすると当選確率アップ」などのオプションを付けると効果が上がります。
コメントはInstagramのアルゴリズムが最適化される可能性が高く、発見タブやおすすめ表示などが期待できます。
活用事例
弊社でもInstagramのキャンペーンを多数実施しております。その中でいくつかご紹介いたします。
ペットフード
フォロー&いいねで応募を条件に約3週間実施いたしました。犬と猫それぞれのキャンペーンを実施し、特典として、自社ブランド商品の詰め合わせを各5名にプレゼントいたしました。
その結果、約1,700名のフォロワー増加につなげることができました。
しかもそのフォロワーは、「ペットフードを欲しい人=自社サービスの見込み客」のみを集めることができ、その後の運用でファン化を進めることができました。
焼肉店
こちらもフォロー&いいねで応募できるキャンペーンを実施しました。
先程と違う点としては、コメントをすると当選確率がアップするという内容にした点です。
そうすることで、投稿自体の評価を上げることができ、多くの方にリーチさせることに成功しました。
その結果、キャンペーン期間中に約2,000人のフォロワー増加につなげることができました。
まとめ
今回フォロワー集めキャンペーンについてお伝えしてきましたが、ガイドラインや景品表示法などに引っかからないように運用する必要があります。最悪の場合、アカウントを消される場合がありますので注意が必要です。
ガイドラインは頻繁に更新されていますので、必ず最新情報を元にキャンペーンを設計しましょう。
弊社の場合、最新の情報を元にキャンペーンを実施している他にも、リサーチの結果を元に正確なペルソナを作れているので、求めるユーザーにピンポイントで刺さるキャンペーンを実施することができています。
Instagramの運用は、まずは1000人のフォロワー集めからとも言われているほど、フォロワーの数は非常に重要な数値になります。
もしキャンペーン立案について不明点が有りましたら、お気軽に下記フォームよりお問い合わせください!