Amazonでは、自社の商品を販売することが可能ですが、方法が分からなかったり、全く売上が上がらないという方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、Amazonの運営代行の内容やメリット・デメリット、代行業者の選び方やおすすめ企業を紹介します。
<Amazon運営代行でおすすめの企業11選>
・株式会社クロス・プロップワークス
・株式会社ウェルボン
・アグザルファ株式会社
・株式会社いつも
・株式会社One Proof
・NE株式会社(旧 Hameeコンサルティング株式会社)
・トゥルーコンサルティング株式会社
・株式会社そばに
・株式会社Realms
・株式会社ココラブル
・サヴァリ株式会社
Amazon運営代行とは?
Amazon運営代行は、Amazon運営に関する業務を代行するサービスです。
主に、「コンサルティング型」「運用代行型」の2種類あります。Amazonは店舗単位で構成される楽天やYahooショッピングと異なり商品単位で構成されている媒体です。
楽天やYahoo!ショッピングはモールから各ショップへコンサル担当者が付くのに対し、Amazonにはそういった担当者がつかないため、商品を出店した後、放置されるケースが非常に多くなります。
Amazon運用代行やコンサルティングサービスに任せることで、大きな成果を期待することができます。
■FBAについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご参考ください。
FBA代行は利用すべき?手数料の相場やおすすめの代行会社5選を紹介!
Amazon運営代行が出来ること
Amazon運営代行が出来る具体的な業務内容は以下の通りです。
・アカウント開設
・内部SEO対策
・商品の登録作業
・売上分析
・広告運用
それぞれ詳しく説明します。
アカウント開設
必要な情報を代行業者に渡せば、代わりにアカウントを開設してもらい、手間をかけずに出品可能です。
内部SEO対策
自社商品を検索上位に表示させて、売上やアクセス数を上げるために、Amazon内部の検索エンジンへの最適化(SEO)は必須です。
また、Amazonではユーザーがスムーズに商品を探せるよう厳しいガイドラインが設けられていて、競合との差別化が難しくなっています。そこで、運用代行サービスを利用することで、ノウハウが無くても最適なSEO対策ができます。
商品の登録作業
商品の登録や入れ替えは、商品数が増えるほど負担が大きくなります。このような商品の登録・入れ替えや販売が終了した商品ページの削除などの作業もも代行してもらうことが可能です。
売上・競合の分析
運用代行サービスでは、月毎の売り上げ、コンバージョン率、閲覧数などを分析する事ができます。また、競合分析や調査を行い、差別化を図ることで、売り上げを伸ばすことも可能です。
広告運用
Amazonには、「スポンサープロダクト」という機能で商品ページの最上段に商品を広告表示することが可能ですが、かなり高額な費用がかかり、効果を最大化するにはノウハウが必要です。
最適な広告の種類や出稿方法に加え、広告を出すべきかどうかのアドバイスをもらったり、運用を代行してもらう事が可能です
Amazon運営代行のメリット
Amazonの運営代行を依頼するメリットは以下の通りです。
売上アップが期待できる
売上アップが見込めることがAmazon運営代行を利用する最大のメリットです。代行業者はWeb業界やEC業界を知り尽くしたプロであり、経験やノウハウは豊富です。自社にそのノウハウを持った社員がいなくても効果的なAmazon運営を行うことができます。
社員育成などのコストを削減できる
自社でAmazonを運営する場合、Amazonの運営経験がない人が最初からAmazonの運用を行い、大きな売り上げを作れるようになるには相当の時間が必要です。
また、人手不足の状態であれば、運用を担当する社員育成や新規雇用などのコストが発生してしまいます。代行を依頼すれば、これらのコストを削減しつつ、高い効果を目指すことが可能です。
Amazon運営代行のデメリット
逆に、Amazon運営代行を依頼するデメリットは以下の通りです。
売上アップの期待はあるが保証はない
上記で、運営代行を依頼する最大のメリットは売上アップが期待できることだと述べましたが、あくまで期待できるだけで当然保証はありません。
全て任せておけば売上がアップするわけでは無く、依頼者と業者がよく話し合いながら試行錯誤して自社にあった施策を考え実行することが必要です。
社内に運営のノウハウが蓄積されない
外部に委託すれば、高い成果は期待できるものの、自社にそのノウハウはなかなか蓄積されません。
将来的に自社で運用していくことを検討している場合は、代行よりもコンサルティングを依頼することも視野に入れ、自社においても情報をしっかりと共有しておきましょう。
Amazonコンサル・運営代行の費用相場
コンサルティング型と運用代行型の費用相場は下記の通りです。
コンサルてイングと運用代行は一長一短で、一概にどちらがいいとは言えません。自社にあった契約を選ぶ事が必要です。
コンサルティング型
コンサル契約では、ノウハウやリサーチ結果などの情報に対して、費用を払います。
Amazon運営業務は自社スタッフが行うため、コンサルタントの実動時間が短いため運用代行よりも安価です。コンサル受けるAmazonショップの月商によって、月毎にかかる費用が異なるため、月商が月額費用に最も大きく影響します。
運用代行型
運用代行の場合、運営業務を丸投げするため、定例ミーティングを除けば社内リソースの稼働はほとんどないです。一方で運用代行業者の実動時間は増えるため、費用が高くなります。
月商が増えるほど作業量が多くなること・ほとんどの会社が成果報酬を導入していることから、ショップの売り上げに応じて月額費用が高くなる料金体系が一般的です。
Amazon運営代行の選ぶポイント
Amazon運営代行は多くの業者が存在しますが、選定する時のポイントは以下の4つです。
・運営代行を利用する目的を明確にする
・実績をチェックする
・費用を確認する
・どこまでサポートしてくれるかを把握する
それぞれ詳しく説明します。
運営代行を利用する目的を明確にする
自社に最適なサービスを選ぶためには、目的がはっきりしていなければいけません。「売上を上げる」などの漠然としたものでは無く、「○ヶ月で売上を○円上げる」などの定量的な目的である必要があります。
実績をチェックする
実績があるかどうかをしっかりとチェックしておきましょう。実績があればホームページなどで公開している企業がほとんどです。自社と似たような依頼の実績があればある程度信頼して依頼できるでしょう。
費用を確認する
運営代行サービスでは、価格は安いが対応するサービスが少なかったり、料金は高いが対応するサービスは多いなど、利用する事業者によって料金が異なります。そのため、料金は適正か、明確に提示されているかを事前に確かめることが大切です。
どこまでサポートしてくれるかを把握する
運用代行サービスでは、企業や料金によって対応する内容が異なります。そのため、あらかじめどの範囲までサポートしてくれるのかを確認することで、予期せぬ出費やトラブルを防ぐ事ができます。
Amazon運営代行おすすめ企業
Amazon運営代行のおすすめ企業を紹介します。
Amazon運営代行はクロス・プロップワークスへ
クロス・プロップワークスは、お客様のEC店舗の運用代行サービスを提供しております。
・強みを明らかにする自社・競合分析
訴求力を高めるための強みを明らかにし、これらの強みを生かしてあらゆるフェーズの業務改善、売上アップに貢献します。
・モール特化した施策の立案・実行
プライム市場上場のクロス・マーケティンググループのマーケティングのプロ集団が対応することで顧客理解をはじめとするデータ分析のノウハウを生かした施策を立案・実行します。
株式会社ウェルボン
株式会社ウェルボンはセールスドクターというサービスを提供しています。2020年、Amazon本社から主要3部門における運用サポート企業(SPN)として承認を受けており、実績と信頼は間違いないでしょう。
アグザルファ株式会社
アグザルファ株式会社はamazon運営代行サービスを提供しているパイオニア的企業です。元Amazon社員が設立した会社であるためシステムを熟知した上でのサービスを受けることができます。
株式会社いつも
11000件以上の実績があり、伸びしろ診断を受けることができる点が特徴です。専門チームによる効果検証・分析をスピーディに行うため、早々に自走サイクルに乗せる事ができます。また、いつも.には海外のAmazon支援サービスもあるため、将来的に海外進出を視野に入れている方も安心して利用する事ができます。
株式会社One Proof
株式会社One Proofは、ECサイト構築からモール出店、運用代行などEC事業に関わる様々なサービスを提供しています。
具体的なサービス内容は以下のとおりです。
・新規出店、商品紹介ページ制作
・受注処理代行、カスタマーサポートCS代行、顧客対応代行
・Amazonスポンサープロダクト広告運用代行
また、One Proof内にカスタマーサポートやコールセンターが整っているため、顧客対応・カスタマーサポートまで利用できるのが魅力的です。
NE株式会社(旧 Hameeコンサルティング株式会社)
Hameeコンサルティングは、複数のネットショップを一元管理できるシステム「ネクストエジソン」運営する株式会社Hameeのグループ会社です。
特徴は、サイトごとに最適化した戦略、売り上げ拡大の提案はもちろん、商品を登録などの運用も同じ契約内で対応できる点です。
コンサルティングサービス料金は月額6万円で、契約期間は1ヶ月単位と短期間での解約が可能なので、売り上げがうまく伸びない時期や繁忙期のみなどニーズに合わせて利用できるのも魅力です。
トゥルーコンサルティング株式会社
トゥルーコンサルティング株式会社は、業績アップに向けて他店との差別化に注力しているコンサルティング会社です。
主に、出品方法や商品登録、他店との差別化、キーワード選定、広告運用など多岐にわたる施策に取り組んでいます。
また、海外進出に向けた施策など、幅広いサービスを提供しているのもポイントです。
株式会社そばに
株式会社そばには、Amazon販売のプロが店舗を支援するサービスを提供する運営代行会社です。
SEO対策からお問い合わせ対応、レビュー管理、販売状況や売り上げの管理・分析などいつような施策を徹底的に実施してくれます。
「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つのプランが存在し、店舗に合わせて選ぶことが可能な点が魅力的です。
株式会社Realms
RealmsではAmazon代行をはじめとするEC運用代行や集客・物販コンサルティング、Web集客コンサルティングを行っています。
独自開発のAmazon販売ツール「アマトピア」を利用した運用代行が可能で、出品管理や価格改定など、売り上げ増大に役立つ8つの機能を組みわせたプランを選ぶ事が可能です。
Amazonコンサルティングサービスは、1時間で税込250,000円となっています。また、直接指導を受けることはできませんが、独習用のコンテンツがセットになったサービスおまります
株式会社ココラブル
株式会社ココラブルは、デジタルマーケティングの強みを活かして、事業開発を行っている企業です。
Amazonの本ばアメリカで年商4億円を達成したチームによるサポートを受ける事ができます。
運用代行とコンサルティングそれぞれに「ライト」「スタンダード」「プレミアム」の3つのプランが存在しているので、自社にあった形のプランを選ぶ事ができる点がポイントです。
サヴァリ株式会社
サヴァリ株式会社は、商品登録や商品企画のほかに、サイト・ページ制作などのサービスがあり、内容をオーダーメイドで提案してくれます。
プランとしては「アドバイス」「プレミアム(集客コース)」「プレミアム(制作コース)」「プレミアムCRMコース)」「フルサポートプラン」があり、それぞれのプランで内容が異なるので自社の状況に合わせて選ぶのがおすすめです。
まとめ
本記事では、Amazonの運営代行の内容やメリット・デメリット、費用相場、選び方を紹介致しました。代行を依頼すれば売上アップの期待が高まり、削減できるコストもありますが、自社にノウハウが蓄積できないなどのデメリットも存在します。これらのことに注意して自社に合った依頼先を選定しましょう。
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