SNS運用

【初心者向け】ビジュアルで差がつく!SNS投稿デザインの基本

SNSで目を引く投稿には、必ずといっていいほど優れた「デザイン」の工夫があります。
テキストの内容がどれだけ優れていても、視覚的な第一印象が悪ければユーザーは立ち止まってくれません。特に企業アカウントでは、ブランドイメージやメッセージを的確に届けるためにも、視認性や構成、配色の整ったデザインは不可欠です。
この記事では、SNS投稿におけるデザインの基本ルールを通じて、より多くのユーザーに届くビジュアル戦略を紹介します。

SNSで「映える」投稿に共通するデザインの特徴とは

「映える投稿」と聞くと、センスのある見た目やカラフルな写真を想像する方が多いかもしれませんが、実は優れた投稿にはいくつかの共通したデザイン要素があります。まず大前提として、視認性の高い構図がしっかりと作られていること。ユーザーはスクロール中、わずか1秒程度でその投稿を「見るかどうか」を判断しています。そこで大切になるのが、パッと見で情報が伝わる「余白」「文字の大きさ」「コントラスト」の設計です。

また、ブランドカラーをうまく使ったトーン統一も印象に残るポイント。たとえば背景が白でテキストが黒、アクセントカラーに自社のブランドカラーを取り入れることで、投稿がフィード上でも「らしさ」を放つようになります。さらに、「ひと目で伝わるビジュアル構成」を意識して、1枚の中に詰め込みすぎず、あえて余白を活かすといった設計が、プロっぽさを演出してくれます。

知っておきたいSNSデザインの基本ルールとNG例

投稿デザインには、見た目の美しさだけでなく、プラットフォームごとの表示特性やユーザー体験を意識した「基本ルール」が存在します。ここでは、主要SNSに共通するデザインの基本と、避けたいNG例を整理して紹介します。

プラットフォーム別に最適な画像サイズを選ぶ

Instagramでは縦長画像が主流で、画面に大きく表示され視認性が高まります。
一方、X(旧Twitter)では、中央が自動でトリミングされることがあるため、重要な情報は中心に配置するのがセオリーです。
プラットフォームごとのサイズガイドラインを把握するだけで、伝わり方が格段に変わります。

以下に主要プラットフォームごとの推奨画像サイズを整理しました。

◆Instagram(フィード投稿)
正方形:1080 × 1080px
縦長:1080 × 1350px(最も推奨)
横長:1080 × 566px

◆Instagram(ストーリーズ/リール)
推奨サイズ:1080 × 1920px

◆X(旧Twitter)
単体画像:1200 × 675px(横長)
カルーセル形式:800 × 800px または800 × 450px

◆Facebook(フィード投稿)
推奨サイズ:1200 × 630px(横長が基本)

こうした情報をすべて暗記しておくのは現実的ではありませんが、Canvaのようなデザインツールを使えば、各SNSに最適なテンプレートサイズが最初から用意されているので安心です。画像を選んでドラッグ&ドロップするだけで、自動で調整されたデザインが作れるため、初心者でも迷うことなく理想の投稿を仕上げることができます。

<Canvaデザイン作成 例>Canvaキャプチャ

文字のサイズ・余白・行間に配慮する

どれだけ内容が良くても、文字が小さすぎたり、詰め込みすぎていたりするとスマホでは読まれません。特に行間が狭く、文字と文字がぶつかって見える投稿は、ユーザーが一瞬で離脱する原因になります。
投稿前にはスマホ画面での見え方を必ず確認し、読みやすさを第一に考えましょう。

色の組み合わせは「コントラスト」と「ブランド感」が鍵

背景と文字色の組み合わせで多いミスが、淡い色同士を重ねてしまうパターン。読みにくいだけでなく、目に優しくない印象を与えてしまいます。コントラストを意識した配色を選ぶと同時に、ブランドカラーを適度に活用することで、見た人の記憶に残る投稿が実現します。

よくあるNG例に注意する

情報量を詰め込みすぎた画像、余白がまったくないギチギチの構成、統一感のないフォントの使い回し——これらはすべてユーザーに「雑さ」を感じさせる要因です。特に企業アカウントでは、ひとつひとつの投稿がブランドの印象に直結します。
「誰に何をどう伝えるか」を常に意識し、洗練されたビジュアルを目指しましょう。

すぐに取り入れられる!ビジュアル改善のチェックリスト

デザインに苦手意識がある方でも、ポイントさえ押さえれば、SNS投稿の見た目は確実に良くなります。ここでは、今日からでもすぐに使える「ビジュアル改善チェックリスト」をご紹介します。投稿前の最終確認としても使えるので、運用チームで共有しておくのもおすすめです。

① 情報の優先順位は明確か?

伝えたい情報が1投稿に詰め込まれすぎていないかを確認します。
「何を一番伝えたいのか」がパッと見で伝わるよう、要素の大きさや配置を調整しましょう。

② 文字はスマホでも読みやすいか?

文字サイズが小さすぎたり、行間が詰まりすぎていないかをチェック。
スマホ画面での見え方をシミュレーションしながら、余白とのバランスも見直します。

③ 色のコントラストは十分か?

背景と文字の色が似ていると、可読性が一気に下がります。
視認性を上げるためにも、しっかりとしたコントラストを意識した配色にすることが重要です。

④ トンマナ(トーン&マナー)は統一されているか?

過去投稿との世界観にズレがないか確認します。
フォント、色味、写真の雰囲気などが統一されていると、ブランドイメージが強く伝わります。

⑤ 情報が中央に寄っているか?(トリミング対策)

XやLINE VOOMでは、画像が自動でトリミングされる場合があります。
重要な情報は中央に配置するのが安心です。

このようなチェックを通じて、投稿の精度はグッと上がります。
ルールを運用チームで共有し、投稿ごとに丁寧に確認する習慣をつけることで、安定したクオリティを保つことができるようになります。

まとめ

SNS投稿の成果は、発信する情報そのものよりも、どう“見せるか”によって大きく変わります。魅力的なデザインは、投稿をただの情報から「印象に残る体験」へと昇華させてくれます。今回ご紹介した基本ルールやチェックリストを活用すれば、誰でも確実に投稿の精度を高めることができるはずです。

私たちはSNS運用代行のプロフェッショナルとして、日々さまざまな企業の投稿設計を支援しています。運用方針はもちろん、「投稿デザインの見せ方がわからない」「フィードの印象を統一したい」などのご相談にも柔軟に対応可能です。
ビジュアル面でお困りのことがあれば、どうぞお気軽にご相談ください!!

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