SNS運用

SNS投稿、何時がベスト?最新データから見る”いいね”を狙える時間帯

SNSを運用していると、「一体いつ投稿するのが一番効果的なんだろう?」と悩むことはありませんか?実は、投稿する時間帯によってユーザーの反応は大きく変わり、タイミングを少し工夫するだけで、エンゲージメントが2倍から3倍にアップすることも珍しくありません。
この記事では、最新のデータを基に、それぞれのSNSに最適な投稿時間や、企業アカウントがより効果的に運用するためのヒントをご紹介します。

SNSは夜に動く?アクティブ時間帯の傾向とは

SNSには、多くの人がアクティブになる「ゴールデンタイム」があるのをご存知ですか?
例えば弊社で2025年2月に実施した調査では、夜の21時から22時にかけて、YouTube(54.3%)、X(旧Twitter)(47.5%)、Instagram(45.9%)といった主要なSNSの利用率が軒並みピークを迎えることが分かっています
多くの方が仕事や学校を終え、リラックスしているこの時間帯に、一斉にSNSをチェックする傾向があるようです。

SNS利用時間帯一覧そして大切なのは、この「夜のゴールデンタイム」が一時的なものではなく、SNS全体でユーザーが集中する時間として定着しているという点です。
投稿する側から見れば、これは絶好の機会。あなたの投稿が多くの人の目に触れやすくなるだけでなく、いいね!やシェアといった反応もスピーディーに広がりやすく、結果としてエンゲージメントアップに繋がるのです。

企業アカウントの運用においても、この「夜のゴールデンタイム」を逃さず、どう活かすかが、より多くの人に情報を届け、成果を出すためのカギと言えるでしょう。

<その他の調査データはこちらからダウンロードいただけます!>

SNS別・時間帯ごとの利用傾向を読み解く

SNSの利用時間帯は、それぞれのプラットフォームごとに異なる傾向が見られます。

例えば、Instagramは「21〜22時台」に最も利用されており、45.9%と高い数値を記録しています。また、「19〜20時台」も36.0%と高く、夜間にアクティブなユーザーが多いことがわかります。これは、帰宅後のリラックスタイムに写真やストーリーズを閲覧・投稿する動きが活発になるためと考えられます。

X(旧Twitter)は、「21〜22時台」に47.5%、「23〜24時台」にも29.4%と、深夜にかけても高い利用率を維持しています。リアルタイム性の高い投稿が特徴のXでは、テレビ番組やニュース、トレンドと連動した投稿がこの時間帯に集中しやすい傾向です。

YouTubeは夜間の利用が顕著で、「21〜22時台」は54.3%と全SNS中でもトップの利用率。「19〜20時台」も41.8%、「23〜24時台」でも34.2%と、動画視聴が夜に集中していることがはっきり見てとれます。

TikTokも同様に夜型傾向が強く、「21〜22時台」42.6%、「23〜24時台」28.2%と、就寝前に短尺動画を楽しむユーザーが多いようです。加えて、「19〜20時台」でも33.8%と安定した利用が見られます。

一方でLINEは少し異なり、「12〜13時台」に34.4%、「19〜20時台」に42.3%、「21〜22時台」に40.4%と、昼と夜の2回ピークがあります。メッセージ中心のSNSであるLINEでは、休憩中や仕事終わりの時間に多く利用されている様子がうかがえます。

このように、SNSごとに「ユーザーが集まる時間帯」は大きく異なります。投稿のスケジュールを組む際は、プラットフォームごとの傾向をしっかりと押さえたうえで設計することが成果への第一歩です。

朝活SNSは少数派?日中・深夜帯の狙い方

多くのSNSが夜に賑わいを見せる一方で、朝の6時~8時や深夜の3時~5時といった時間帯は、比較的静かなことが多いようです。
例えばInstagramの場合、朝6時~8時の利用率は25.3%、深夜3時~5時には1.4%と、落ち着いた数字になっています。
これは、皆さん通勤や通学の準備をしていたり、ぐっすり眠っていたりする時間帯なので、自然とSNSから離れているからなんですね。

でも、「利用者が少ないなら意味がない?」というと、実はそうでもありません。
見方を変えれば、投稿の「ライバルが少ない」という大きなチャンスが隠れているんです。
特にX(旧Twitter)やYouTubeは、夜23時~24時でも40%を超える人が利用していて、「夜型さん」たちにしっかり情報を届けられる可能性があります。

日中の動きもチェックしておきましょう。
お昼休みの12時~13時はLINEが活発ですし、InstagramやTikTokも夕方19時台は安定して利用されています。
こうした時間帯は、仕事や家事の合間にサッとSNSをチェックする人が多いので、あまり時間を取らせない、軽めのコンテンツが喜ばれる傾向にあります。

つまり、朝や深夜は「見つけてもらいやすい時間帯」として、日中は「サクッと楽しめる内容」を意識して投稿することで、より多くの人にあなたの情報が届くようになります
時間帯ごとにちょっとした工夫を凝らして、エンゲージメントアップを目指しましょう。

あなたのSNSに最適な投稿時間とは?自動化ツールを活用した効率的運用

SNSの利用時間帯には明確な傾向があるとはいえ、実際の運用においては「自社のターゲットにとっての最適な時間」を見つけることが最も重要です。
たとえば、BtoB商材を扱う企業であれば、昼の12〜13時や17〜18時の方が効果的なこともありますし、Z世代向けのブランドであれば23時以降の投稿が“刺さる”こともあります。

しかし、そこで課題になるのが「投稿する時間の確保」です。
21時や23時といった夜間にリアルタイムで投稿するのは、企業の運用担当者にとって負担が大きく、現実的ではないケースも多いでしょう。
特に担当が広報やマーケティング業務を兼務している場合、投稿時間が業務時間外に及ぶのは避けたいところです。

そんな時に活用したいのが、投稿の自動化ツールです。
InstagramやFacebookなら「Meta Business Suite」、X(Twitter)やTikTokにも対応した「Buffer」や「Later」などの運用ツールを導入すれば、投稿時間を事前に設定し、指定したタイミングで自動投稿することができます。これにより、担当者は日中に投稿準備を終え、夜間に“働いてくれる投稿”を実現できるのです。

最適な投稿時間の把握と、運用の効率化。この両輪を回すことで、SNSのパフォーマンスは大きく向上します。もはや「何時に投稿するか」は、戦略的に設計すべき重要な要素と言っても過言ではありません。

まとめ

SNS運用における「投稿する時間」は、単なるスケジュール管理の話ではなく、ユーザーとの接点を最大化するための重要な戦略のひとつです
特に企業アカウントにとっては、投稿の“中身”と同じくらい“タイミング”が結果を左右します。
今回紹介した調査データを参考にすることで、どの時間帯にどのSNSが活発に使われているのかを具体的に把握することができます。

また、リソースの制約から夜間や早朝にリアルタイムで投稿するのが難しい場合でも、投稿予約ツールを活用すれば問題はありません。
効率的な運用をしながらも、しっかりと成果を上げることは十分に可能です。
自社のターゲット層や投稿内容に合わせた「最適な時間帯」を見つけて、より多くのユーザーに届くSNS戦略を展開していきましょう。小さな工夫が、大きな反応につながるかもしれません。

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