SNSの投稿時間はいつがベスト?Instagram・X・YouTubeなど7媒体を調査

SNS運用で「何時に投稿すれば見てもらいやすいのか」と悩む担当者は多いのではないでしょうか。投稿時間を考えるうえでは、まず各SNSが実際に利用されている時間帯を知ることが重要です。

当社が2025年秋に実施した自主調査では、Instagram、Facebook、X、LINE、TikTok、YouTube、Threadsの7媒体中6媒体で、21~22時台の利用率が最も高くなりました。一方、LINEは19~20時台が最多となり、媒体によって利用のピークが異なることも分かりました。

この記事では、自主調査の最新版をもとに、SNS別・時間帯別の利用傾向を解説します。企業アカウントが投稿時間を決める際の考え方も紹介しますので、運用スケジュールの見直しにお役立てください。

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目次

結論:7媒体中6媒体は21~22時台の利用率が最も高い

今回の調査で、21~22時台の利用率が最も高かったのは、Instagram、Facebook、X、TikTok、YouTube、Threadsの6媒体でした。なかでもYouTubeは52.1%と半数を超え、Xは45.6%、Instagramは44.3%となっています。

LINEのみピークが異なり、19~20時台が41.4%で最多でした。LINEは21~22時台も38.1%と高いものの、夕食前後から利用が活発になる傾向が見られます。

また、朝6~8時台はXが26.4%、InstagramとLINEがともに25.7%でした。夜ほど利用率は高くありませんが、起床後や外出前に情報を確認するユーザーとの接点として検討できる時間帯です。

Q.週に1回以上利用するSNSについて、よく利用する時間帯をすべてお答えください。  (複数回答)

調査結果を見る前に:利用率が高い時間=必ず反応が最大になる時間ではない

今回の調査で確認しているのは、各SNSを「よく利用する時間帯」です。投稿ごとの表示回数や、いいね、クリック、保存などの反応を直接計測したものではありません。

そのため、利用率が高い時間帯を、そのまま全アカウント共通の「正解」と考えるのは避けましょう。ユーザーがSNSを見ている可能性が高い時間を把握し、自社アカウントで投稿時間を検証するための基礎データとして活用するのが適切です。

2025年春と秋を比較しても、主要SNSの夜型傾向は継続

2025年2月の調査と2025年秋の調査を比べると、主要SNSはいずれも21~22時台が最多という傾向を維持しています。

媒体2025年2月2025年11月増減
YouTube54.3%52.1%-2.2pt
X47.5%45.6%-1.9pt
Instagram45.9%44.3%-1.6pt
TikTok42.6%40.4%-2.2pt

いずれも秋調査では春調査より1.6~2.2ポイント低下しましたが、ピークとなる時間帯は変わっていません。季節が変わっても、主要SNSが夜に利用されやすい傾向は比較的安定していると考えられます。

SNS別に見る、よく利用される時間帯

Instagram:21~22時台が44.3%。19時以降に利用が増える

Instagramは21~22時台が44.3%で最多、次いで19~20時台が34.8%でした。23~24時台も25.0%となっており、夜の利用が中心です。一方、朝6~8時台も25.7%あるため、朝と夜で投稿を試し、フォロワーの反応を比較する方法も考えられます。

X:21~22時台が45.6%。朝・昼にも接点をつくりやすい

Xは21~22時台が45.6%、19~20時台が38.4%でした。23~24時台も28.0%と、夜遅い時間まで比較的高い利用率を保っています。朝6~8時台は26.4%、12~13時台は26.8%で、通勤・通学前や昼休みに短時間で情報を確認する層との接点も期待できます。速報性のある情報や、その日の話題に関連する投稿は、夜以外の時間帯も検証候補になります。

YouTube:21~22時台が52.1%で7媒体中トップ

YouTubeは21~22時台が52.1%と、今回調査した全媒体・全時間帯のなかで最も高い数値でした。19~20時台も41.0%、23~24時台も30.4%となっており、まとまった時間を取りやすい夜に視聴が集中しています。動画の公開時間を考える際は、視聴のピーク前に公開し、ユーザーが見始める時間に動画が届く状態をつくるという考え方もあります。

TikTok:21~22時台が40.4%。夜間の利用が中心

TikTokは21~22時台が40.4%で最多、19~20時台が35.9%で続きます。23~24時台も25.8%となっており、夜間に短尺動画を楽しむ利用傾向がうかがえます。夜の投稿を軸にしながら、コンテンツのテーマやターゲット年代によって時間帯を調整するとよいでしょう。

LINE:19~20時台が41.4%で唯一のピーク

LINEは19~20時台が41.4%で最も高く、21~22時台の38.1%を上回りました。ほかの6媒体が21~22時台にピークを迎えるなか、LINEだけは少し早い時間帯が最多です。12~13時台も29.3%と比較的高いため、夕方から夜に加えて、昼休みの配信も検証する価値があります。公式アカウントでは、配信内容だけでなく通知の受け取りやすさも考慮しましょう。

Facebook:21~22時台が28.6%。午前中にも一定の利用

Facebookは21~22時台が28.6%で最多でした。9~11時台は23.0%、19~20時台は22.5%で、大きな差はありません。自社のフォロワー属性や、BtoB・BtoCなどの用途によって利用時間が異なる可能性があるため、ページのインサイトを確認しながら投稿枠を絞り込むことが重要です。

Threads:21~22時台と12~13時台がほぼ同水準

Threadsは21~22時台が29.7%で最多ですが、12~13時台も28.1%と、その差は1.6ポイントです。夜だけに絞らず、昼休みの投稿も有力な選択肢になります。会話が生まれやすい問いかけや、短く反応しやすい内容など、投稿形式との組み合わせで検証するとよいでしょう。

時間帯別に考える投稿内容のヒント

朝6~8時台:短時間で確認できる情報

朝は夜ほど利用率が高くありませんが、X、Instagram、LINEはいずれも25%を超えています。ニュース、当日の予定、チェックリストなど、短時間で内容を把握できる投稿と相性を検証しやすい時間帯です。

昼12~13時台:休憩中に読みやすい内容

昼はLINEが29.3%、Threadsが28.1%、Xが26.8%でした。長い説明を一度に読ませるより、要点が分かる投稿から詳しい記事や動画へ誘導する設計が考えられます。

19~20時台:LINEと動画系SNSが伸び始める

19~20時台はLINEが41.4%でピークとなり、YouTubeも41.0%、Xも38.4%まで上昇します。夕方以降の利用増加を見越し、キャンペーン告知や動画公開などの候補にしやすい時間帯です。

21~22時台:多くの媒体で最も利用される時間

21~22時台は7媒体中6媒体で利用率が最も高く、幅広いユーザーに届く可能性がある時間帯です。ただし、投稿数も増えやすいと考えられるため、投稿直後の反応だけでなく、翌日までの表示回数やクリック数も含めて評価しましょう。

自社にとってのベストな投稿時間を見つける3つの手順

1.媒体のインサイトでフォロワーの行動を確認する

まずは各SNSの分析画面で、フォロワーがオンラインになりやすい曜日・時間帯や、過去の投稿成果を確認します。一般的な利用傾向より、自社アカウントの実績を優先して判断しましょう。

2.候補時間を2~3枠に絞って投稿する

今回の調査結果と自社のインサイトをもとに、朝、昼、夜など複数の投稿枠を設定します。比較するときは、投稿テーマや形式が一方の時間帯に偏りすぎないようにします。

3.目的に合った指標で比較する

認知が目的なら表示回数やリーチ、サイトへの誘導が目的ならクリック数・クリック率、交流が目的ならコメントや保存、シェアなどを確認します。投稿直後だけで判断せず、一定期間のデータを蓄積して傾向を見ることが大切です。

投稿予約を活用すれば、夜間でも無理なく運用できる

21~22時台に利用が集中していても、企業の担当者がその時間に手作業で投稿する必要はありません。各SNSの予約投稿機能や、自社の運用環境に合った管理ツールを使えば、営業時間内に投稿を準備できます。

ただし、リアルタイムのニュースへの反応やコメント対応が必要な投稿では、予約だけで完結させず、公開後の確認体制も決めておきましょう。投稿時間の最適化と無理のない運用体制を両立させることが、継続的なSNS運用につながります。

まとめ

2025年秋の自主調査では、Instagram、Facebook、X、TikTok、YouTube、Threadsの6媒体で、21~22時台の利用率が最も高くなりました。なかでもYouTubeは52.1%と突出しています。一方、LINEは19~20時台が41.4%で最多となり、媒体ごとにピークが異なることも確認できました。

2025年春との比較でも、主要SNSの夜型傾向は変わっていません。ただし、よく利用される時間帯が、すべての企業にとって最適な投稿時間になるとは限りません。本調査を最初の仮説として、自社のフォロワー属性、投稿内容、目的別の成果を確認しながら、投稿時間を調整していきましょう。

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SNSがよく利用される時間帯は、媒体によって異なります。また、同じSNSでも、ターゲットや投稿内容によって成果の出やすい時間は変わります。

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本記事で引用した調査について

本記事内で紹介した調査データは、私たちクロス・プロップワークスが実施した以下の自主調査に基づいています。

SNS利用実態調査(2025年11月)

調査主体:株式会社クロス・プロップワークス
調査手法:インターネットリサーチ
調査地域:全国47都道府県
調査対象:男女15歳〜79歳、日常的にSNSを利用している方
調査期間:2025年11月19日(水)〜2025年11月20日(木)
有効回答数:2,903名
▶ 調査レポートの全文ダウンロードはこちら

監修

川﨑 恒平(Kohei Kawasaki)
株式会社クロス・プロップワークス 代表取締役

複数のベンチャー企業でWebメディアの立上げや営業、システム開発などを経験したのち、2004年に株式会社クロス・マーケティング入社。経営企画室長、情報システム部長を歴任し、組織のデジタル化を牽引。
その後、GDX株式会社の取締役COOとして、数多くのEC事業立ち上げやグローバル展開を支援した実績を持つ。

2021年よりクロス・マーケティンググループに復帰。現在はグループ執行役員および株式会社クロス・プロップワークス代表を務める。SNSマーケティング、EC運用、データ活用を軸としたデジタル戦略の専門家として、最新トレンドと実務に基づいた知見を提供している。

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