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LINE公式アカウントの開封率が下がってきた時に見直すポイントとは?

LINE公式アカウントの運用初期では、あまりない悩みですが、

運用を続けていくと、誰もが悩む開封率の低下という壁があります。

“最初は70%もあった開封率が、今では40%前後・・”

どうしたらいいのだろう・・

と、日々コンテンツに試行錯誤している方はとても多いと思います。

せっかく、こだわったコンテンツも開封率が低く読んでもらえる人が少ないと、

運用担当者のモチベーションも続きませんよね。

今回は、この開封率の低下を改善するポイントをお伝えいたします。

メッセージのタイトルを見直す

LINE公式アカウントでメッセージを配信した際に、ユーザーが開封するかどうかを決めるポイントは、スマートフォンのロック画面中に表示されるテキストです。

このテキストは、テキストメッセージの場合は最初の36文字、またリッチメッセージの場合は、リッチメッセージ作成時に「タイトル」項目に設定した内容となります。

この開封するかしないかを決める重要なテキストを「こんにちは、Infidexです!」といいた挨拶で設定してたり、リッチメッセージの【タイトル】をなんとなく設定していたりする場合があります。

このタイトルこそが配信のユーザーにとっての玄関、最初の入り口となるので、デザイン、ライティングと同じくらいこだわる必要があります。

通知でたくさんの人に「先が気になる!」と思っていただき、開封率を上げることができれば、来店や購入につながる母数を増やすことができます。

例えば、1,000人に配信して、開封率が30%、クリック率が10%、来店(購入)率が1%だとすると、来店/購入につながる人数は3人ですよね?しかしこの開封率を60%まで上げることができれば単純計算で来店/購入者は倍の6人になります。

販売している商品の単価にもよりますが、売上も倍になるということです。 

 

70%を超える開封のタイトルとは?

ではどのようなタイトルが良いのか。

開封率が良いタイトルにはさまざまな要因があります。

今回はLINE公式アカウントを通算1000社運用してきた弊社の運用データの中でも特に反応がよかった配信を3つご紹介します。

例1:『 【重要なお知らせ】大切なみなさまへ 』

【LINE公式アカウント】開封率を上げるタイトル 事例1

この配信の開封率は驚異の79.8%。

「重要な」「大切な」といったワードを使用することで「見ておかないと損するかも」という気持ちにさせることができたことが高い開封率を計測した要因だと考えられます。

人は得することよりも損したくないという気持ちの方が行動に移しやすいという研究データもあるので、今回の79.8%という開封率はその心理に見事にマッチした結果だと考えられます。

例2:『 \\売切御免// あったらラッキー!なくなり次第終了の限定メニュー! 』

【LINE公式アカウント】開封率を上げるタイトル 事例2

こちらの配信も開封率、70%超え。

このタイトルでは、「売切御免」や「なくなり次第終了」「限定」など、ユーザーに緊急性を持たせるようなワードを多く使用しています。

先ほど同様、「損したくない!」という心理が働いたと推測することができます。

例3:『 【バレンタイン】期間限定スイーツ登場 』

【LINE公式アカウント】開封率を上げるタイトル 事例3

こちらの配信も75%を超える開封率。

この配信では「バレンタイン」というワードを使用しており、その時期、その季節に合ったタイトルで、ユーザーの興味関心を惹きつけることができた結果がこの開封率につながったと考えられます。

今、その時期にユーザーはどんなことに興味があって、どんな悩みを抱えているのかを意識することでよりユーザーの心理に寄り添ったタイトルで配信することができるようになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は開封率を上げるための方法を実際の運用結果を用いてご紹介しました。

開封率を上げることは来店や購入に繋がる母数を増やすためにとても重要です。

ただし、開封率ばかり気にして、タイトルを魅力的にしても、開封してみると、全然違う内容や、求めている情報とは違う内容の場合、ユーザーはすぐにブロックしてしまうので注意が必要です。

メッセージの最終的な目的を意識して、メッセージの内容、そしてそのタイトルを考えていくと、高い開封率に高いクリック率、そして多くの方に来店/購入していただけるようになります。

今回は弊社のアカウント運用の実績データから開封率を上げるために意識することを3つほどお伝えしましたが、業種やターゲット層によって反応はさまざまなので、たくさんのパターンを試して試行錯誤していくことが近道なのかもしれません。

私たちはLINE公式アカウントのセールスパートナーとして日々たくさんの運用データをもとに最適なLINE公式アカウント運用を行なっております。LINE公式アカウント運用について何か困ったことや、ご質問、運用を頼んでみたいという方はぜひお気軽にお問い合わせください!